店長のおすすめ:佐島 活マダコ

Jul 29、2021麻生陽介

神奈川県の佐島のタコは有名なブランド蛸です。高級蛸と言えば、西の明石と東の佐島と呼ばれるほど、佐島のタコは味も香りも大変良く、当店自慢の魚の一つです。

佐島の自然環境が作る美味しい蛸

佐島は蛸が好む環境である磯根に恵まれており、栄養豊富な黒潮の海流がぶつかるため、サザエ、アワビ、伊勢海老などの蛸の餌となる貝類や甲殻類がたくさん生息しています。それらをたっぷりと食べ、育っている蛸は濃厚な旨味がある美味しいタコに育つと言われています。

朝〆鮮度抜群の佐島蛸

豊洲に入荷してくる佐島の蛸は生簀の中に休ませてから出荷します。出荷の際は生簀から取り出し、すぐに〆て氷詰め(袋氷)にして発送致します。生きた状態でも出荷することができますが、一番鮮度を良く保てるのが、〆てから氷でしっかりと冷やすことだと考えております。当日お届けできる地域には生かしてお届けすることも可能ですので、ご相談ください。

下処理と調理法、手間に見合う美味しさ

生の蛸はなんとなく、気持ち悪いと敬遠されがちですが、慣れれば下処理もなんてことないです。

1.目の部分に包丁で切り込みを入れて目をえぐり取る

2.頭をひっくり返し、内臓を取り除く

3.塩をかけ、揉んでいく(ここでは大根などで足を叩くと消化酵素により柔らかくなり、より美味しく仕上がります)

4.水洗いし、ヌメリがとれたら、湯がいて下さい

5.冷まして切りつけたら、完成です!

実はお店によっては塩を使わずに揉んだり、大根おろしに一晩漬けたり、やり方は様々です。上記は極めてシンプルで簡単なやり方です。いろいろと調べていくとやり方も違い、面白いとおもいますので、ぜひいろいろとご覧頂いてお試し下さい。

残った分は冷凍保管

必要分のみ切って、残りの分は冷凍して頂ければ長期間お楽しみ頂けます。できれば、一か月以内でご利用頂くことをお勧めします。お刺身や寿司ネタだけでなく、洋食系のお料理でも大活躍しますので、いろんな食べ方をお楽しい下さい。

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通年とれるマダコではありますが、夏が少しお手頃の価格になり、大変おススメです。冬も美味しく、値段は少し張りますが、食べてみる価値が十分にあります。ぜひよろしくお願いいたします。

豊洲Okawari鮮魚店 麻生

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